■アプローチの基本は「転がし」〜なぜ??
●「日本アマチュア界の神様」、故中部銀次郎氏がある著で記していたこと。
一部抜粋してお伝えしたい。
● ハーヴィ・ペニックという、アメリカのレッスンプロをご存知だろうか?
(ご存知の方は、中部フリークか、よほどのゴルフ情報通!)
育てたプロに現在アメリカのチャンピオンズツアーで活躍中のトム・カイトや
1995年、私がゴルフを始めたきっかけともなったマスターズでチャンプとなった
ベン・クレンショウがいる。
● ある日、ハーヴィ・ペニックが、自分の所属するコースのパッティンググリーンの横で
ベン・クレンショウとその友人と一緒に立っていた。
3人は、グリーンの外からカップインを狙うチップショットには、どのクラブを使うべきかを
論じていた。
● 「ベン、君は優秀なアスリートだ。」とハーヴィ・ペニックがベン・クレンショウに言った。
「ボールをアンダーハンドでトスしてみたまえ」
ボールは転がって、カップから30センチのところに寄った。
「ずいぶん低くトスしたじゃないか」とハーヴィは言った。
● 「どうしてウェッジのフェースを開いてボールを高く上げないんだね?いつも君がやっているように」
「だってホールにぴったり寄せろって言うから」とベン・クレンショウは答えた。
● 「ご名答」とハーヴィは言った。
「どのクラブを使ったら、今君がアンダーハンドトスしたのと同じような高さと結果を生むと思う?
君がこれだ!と思ったクラブ、それが君の選ぶべきクラブなのさ・・・・」
● もう、お気づきですよね。
アプローチショット、特にグリーン周りからのチップショットは低い弾道で打てという指摘もさることながら、
いったん、ベン・クレンショウにボールをトスさせてみた上で、低いボールのほうがカップに寄せやすいこと、
そのために必要なクラブの選択はおのずと決まってくることを、本人の体験を通じて教えたのである。
● あの「世界のアオキ」も基本のアプローチは「転がし」。
しかも5番とかのロフトの立ったクラブで徹底的に転がしてくる。(困難な状況を除いて)
● あなたも基本は「アンダーハンドトス」で出した、ボールの高さと結果を考えてグリーン周りからのアプローチ
を行うクラブ選択をまず行ってみよう。
私も個人的には練習量の必要なロブショットは捨てて、徹底的に「基本の転がし」がシングル・スクラッチプレーヤー
の一番の近道だと思っている。
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