■シングルのエッセンス
   1.藤田大(ふじたふとし)さん


  月刊ゴルフダイジェストの2004年7月号に藤田大さんが特集されていました。
  その名も「最強の社会人〜藤田大はなぜ強い!?」!!!

  というわけで、月刊ゴルフダイジェスト誌さんより一部引用させてもらい、藤田大さんの強さの秘訣は何か!を探ってみたいと思います。

  その前に簡単なプロフィールを・・・
  藤田 大(ふじたふとし)
  昭和52年12月19日生まれ、神奈川県出身。
  神奈川大学ゴルフ部卒(大学ゴルフ部なんですね、まぁ強さの"基本"が見えました・・)
  現在は、横浜カントリークラブ企画室係長。(2004年7月現在)
  2000年日本オープン・ローアマ、2002年日本アマ 優勝。

  ●藤田大ってどんな人?
  『月2のラウンド、仕事が8割の普通の男』って本人コメント。
  でも社会人になってからゴルフを始めた私を初めとするアマチュアゴルファーのほとんどの皆さんは
  絶対、それじゃうまくならないよ〜、って思っているはずです。

  そこで、質問。  「体に何かいいことしてますか?」
  『学生時代から電車に乗ったらほとんど座席には座りません。
  理由は、まずお年寄りが前に来たときに立とうかどうしようか、立つタイミングをいろいろ考えるじゃないですか。
  そういう余計な心配をしたくないから最初から座らない(偉い!)、というのが半分。』うーん、正直な人ですね。
  『もう半分は、(来たっ!良く聞いておいてください)やはり下半身強化と体のバランスを保つためですね。
  かかとを着かないで、ずっと立ってましたよ、学生の頃は。
  ゴルフに役立つことは何でもやってやろうって思っていました。』
  『今は、ストレッチを毎日やるようにしています。体が硬くなったらダメですから。
  フォームを維持するためにもストレッチは欠かさずやっています』


  「練習場ではどんな練習をしているのですか?」
  『
具体的なイメージを持って練習するようにしています。1球ごとに目標を設定しながら球を打ちます。
  目標は小さいほうが集中できますので、例えば、グリーンなどがあったらグリーンに直接落とすのでなく、
  手前から転がしてやるとか、練習場でも具体的なイメージを持って打つようにしています。
  あと、練習場ではいい球を打つことも大事ですが、ミスが出た時にその解明をすることも大事です。』
  私はミスの解明ばかりやっているような・・・・

  「練習のコツってありますか?」
  『質か量か、どちらかといえば質を選びたいですね。
  スイングを会得するときには、量をこなして筋肉にその動きを記憶させることも必要です。
  それに集中的に球を打つことが必要な時期もあります。
  ただ、
質か量、どちらを選ぶかと聞かれたら、質を選びます。
  1球1球考えながら打ったほうが効果があると思います。
  それからビデオでスイングチェックをしてもいいと思います。
  自分のイメージと実際のスイングのギャップを確認するためには効果があると思います。


  基本と言えば基本ですが、なかなか私を含めてできていない人が多いです。
  ストレッチはもちろん、体の可動域を広げて、やわらかい筋肉をつけるためにもストレッチは重要、
  1球1球考えながら打つ、ビデオカメラでのスイングチェックも他人がいると恥ずかしい・・・・
  改めて考え直さなければいけませんね。

  まだまだいろんな(耳の痛い・・)ことを藤田さんは語ってくれています。

  『夜9時までに帰ったら練習場に行くようにしています』
  サラリーマンだからといって練習が出来ないことはありません。(その通りです)
  夜の9時前に帰れた時には必ず練習場に向かって、30分でもいいから練習場の打席に立って球を打つ。
  この日々の積み重ねが腕を上げる秘訣、というか基本ですね。

  『9番アイアンを中心に練習。これが自信つくんですよ』
  自分の得意なクラブを1本、集中して練習する。または、アイアン1本持って練習にいく。
  徹底的にその1本のアイアンを練習する。
  これも上達には絶対欠かせない、また、近道であると私も思ってますし、何人ものシングルさんから聞きました。

  『寄せワンの成功を信じていると、自然にスコアは良くなります』
  寄せとパッティングはシングルへの近道であります。
  寄せ、特にショートアイアンの精度を上げることは日本アマクラスを狙う人は必ず言っています。
  でも80〜90を切りたい人はまず、寄せ(アプローチ)の精度からですね。
  あ、あとパッティング精度はどのレベルにも必須。

  『この形を覚える!と決めたらトコトンやるんです』
  藤田さんはテークバックやフォロースルーと、自分の理想の形を思い浮かべながら、
  練習場の鏡の前で何度もチェックするそうです。
  ときにはボールを打つ時間よりも長く、黙々と鏡の前でシャドースイングを納得いくまで続けるときもあるそうです。
  皆さん、こんなに徹底してやってますか?(私もこんなに徹底してやってはいません。)
  ボールを打ちたい!でもそこをガマンしてシャドースイング、素振りを繰り返すことが意外に近道なのかもしれません。
 
  『米ツアープロの連続写真がボクの先生、ホントです』
  皆さんも連続写真を参考にしているとは思います。
  でも練習場に自分の理想とする選手の連続写真を持っていってる人って見かけませんよね。
  私はこの瞬間から、雑誌の切抜きを始めることを宣言します!!(笑)

  あと、目からウロコのこんな話も載ってました。
  『9番アイアンが打てれば、他のクラブもちゃんと打てると思います。
  「いや9番は打てても5番は打てないぞ」と言う人もいると思います。
  でもそれは、9番アイアンがちゃんと打てていないんですよ。
  結果オーライとナイスショットの判別が出来ていないから、5番アイアンがちゃんと打てないんです。
  9番アイアンは結果オーライでも目に見えてひどい球は出ないけど、5番アイアンになると顕著に結果となって現れるから
  9番は打てて5番は打てないと勘違いをしているだけ。
  たぶん本当は9番アイアンもちゃんと打てていないんです。
  9番アイアンがちゃんと打てれば、5番アイアンだって3番だってちゃんと打てますよ。
  ちょっと難しいというだけで、打てないということはない』

  藤田さんは9番アイアンを基本としていて、練習場で他の番手の調子が悪くなると、9番アイアンに戻って練習すると言う。
  やはり、自分の得意クラブを1本作るつもりで、集中して1本のアイアンを練習しましょう。
  どのアイアンを選ぶかは、私個人的には自分の"フィーリング"でいいと思いますし、
  3番アイアンがうまくなりたい!というのであれば、3番アイアンを1本だけもって集中して、アイアンのソールが削れて
  番手の数字が見えなくなるくらいまで練習することです。
  その頃には、必ず、飛躍的にゴルフのスコアも縮まるはずです。

  『アマはみんな難しいことを練習し過ぎ!』
  らしいですよ。
  もっとシンプルで長く続けられる練習をしたほうがいいとのこと。
  まさにその通りです。

  藤田さんは学生時代、日本アマのベスト8止まり。
  その藤田さんがなぜ練習量も学生に比べて格段に少ない社会人になってから日本アマのタイトルをとれたのか?

  『決定的な違いは、大学の頃は試合で目の前の球を打とうとばかりしていたんです。
  要するに、練習場の延長になっていた。
  社会に出てからは、球を打つんじゃなくてゴルフをするという感じに変わったんです。
  一発のドライバーショットにこだわるのでなく、スコアにこだわるようになったんです。
  学生時代には「何でショットがいい自分がスコアで負けるんだ」って考えていましたが、
  社会人になって、日本アマ歴代チャンピオンの内藤正幸さんが、
  「お前、スコアカードにあのセカンドはナイスショットだったなんて書かないだろ。
  同じこだわってプレーするなら、数字にこだわらないと、アマチュアの世界では上にいけないぞ」
  と言われ、ああそうなんだ、と気づいたんです』

  我々サラリーマンゴルファーはいかにゴルフを「楽しむ」か?ということに主眼が置かれるばかりに、
  左右OBの狭いホールでドライバーを振り回してワンオンを狙いにいったりかた、無謀な「チャレンジ」を
  してしまいがちだが、競技ゴルフを「楽しみ」たい人であれば、「いかに"少ない"打数であがれるか、そのために
  確実、安全、時には冒険、その冒険をしたときの保険をかけているか」を常に頭においてプレーすることが大事
  なのかを感じました。


  *月刊ゴルフダイジェスト誌2004年7月号、P61〜68より引用させていただいてます。
  *バックナンバーをお読みになりたい方は、ゴルフダイジェスト社販売部まで 03-3431-3060



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